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上松 敬; 荒川 和夫; 居城 悟*
JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.257 - 258, 1999/10
原研サイクロトロンの制御用計算機及びマンマシンインターフェース機器は、10年以上稼動してきたが、メンテナンスができなくなってきたことと、新イオン源の増設にともなう容量不足の理由により、更新を行った。計算機は、DEC社製ミニコンピュータをWindows NTのパソコンに置き換えた。
荒川 和夫; 中村 義輝; 横田 渉; 福田 光宏; 奈良 孝幸; 上松 敬; 奥村 進; 石堀 郁夫; 田村 宏行
JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.254 - 256, 1999/10
原研サイクロトロンは、1992年に本格的なビームを提供して以来、23,200時間を運転した。昨年度は、3,216時間運転し、28種類のイオンを実験に提供した。また、サイクロトロンの経年劣化対策としてローカルパネルのスイッチ4,000個の交換、RF共振器冷却配管の更新及び既設ECRイオン源のクライストロン電源を更新した。また、高度化対策として制御系計算機を更新し、機能の向上を図った。カクテルビーム加速技術の開発では、M/Q=4シリーズの異種イオン混入防止のためのガス導入系の改造とイオン分離技術を開発した結果について述べた。また、新たにM/Q=2のフルストリップイオンのカクテルビーム加速試験結果について示した。
三浦 友史; 松川 誠; 中野 博民*
電気学会論文誌,D, 119-D(7), p.1022 - 1023, 1999/07
超伝導コイル用PWM(パルス幅変調方式)電流形コンバータでは、コイル電流を一定に維持する場合には直流出力電圧を零にする必要がある。この場合、原理的には環流モードにすることで直流出力電圧を零にできるが、従来のPWMパターン発生法では、狭幅パルスが交流側に現れるため実現できなかった。このため、狭幅パルスを発生しない方法が提案されているが、(1)スイッチング回数が最小化されていない、(2)アルゴリズムが比較的複雑で計算機制御に不向きである、などの欠点があった。本報告では、狭幅パルスを発生せず、かつスイッチング回数を最小化する方法を提案する。さらに本方法によれば、素子ごとに最小スイッチング時間を設定するのではなく、コンバータ全体のオンオフモードの最小維持時間を設定するため、計算機制御に適した単純なアルゴリズムで、かつスイッチング素子の能力を最大限まで利用可能とする。
花島 進; 荘司 時雄; 堀江 活三; 月橋 芳廣
KEK-PROC-92-15, p.333 - 335, 1992/12
原研タンデムでは当初よりコンピュータを用いた制御システムを用いているが、現在このシステムのおきかえをめざして新しい制御システムを開発中である。新しいシステムは、複数のマイクロプロセッサによるものよりも大きな処理能力を実現する。本報告では、新システムの概念、概要及び新システムの大きな処理能力を用いて実現されるデータ点の連結制御について報告する。
花島 進; 峰原 英介
Review of Scientific Instruments, 57(5), p.787 - 788, 1986/00
被引用回数:1 パーセンタイル:41.14(Instruments & Instrumentation)原研タンデム加速器において開発されているスケーリング法による加速器運転パラメータの自動設定技術について報告する。この方法ではあらかじめ人間の運転者によりビームをトランスポートしておき、その時の運転パラメーターを参照用に計算機システムに格納しておく。求める粒子をトランスポートするための運転パラメータは格納されている参照用パラメータからスケーリングルールをを適用することにより得られる。原研タンデムでのテストでは各種の粒子を1つの参照用パラメータを使ってトランスポートすることができた。計算機によるパラメータ設定により、人間が調整する場合より極めて早くビームをトランスポートできる。
堀江 活三; 金沢 修平; 峰原 英介; 花島 進
JAERI-M 85-132, 20 Pages, 1985/08
加速器システムにおいて、とりわけイオン源においては機器の制御・監視のため高電圧に対して絶縁しつつアナログ電圧の伝達を行う必要がしばしばある。原研タンデム加速器ではイオンビーム入射器に4つの負イオン源を持っているが、従来より竃圧-周波数変換および光ファイバーによるリンクがこのために使われてきた。イオンビーム入射器の拡張を機に我々は従来のシステムにかえるため、新しいモジュール(光結合絶縁型FDC-DFCモジュール)を開発した。このモジュールはCAMACモジュールで、数値とVF変換方式の光信号との変換を直接行えるもので、内部にPLLを用いた周波数合成器、周波数計数器、光発信器、光受信器を持つ。このモジュールを採用した新しいシステムは、イオン源を計算機制御するときの確度・保守性・信頼性を飛躍的に向上させた。
萬金 修一
JAERI-M 82-079, 164 Pages, 1982/08
沸騰水型原了炉プラントの定常制御、負荷追従制御性能を改善する為に最適制御理論を適用し、新しい制御方式を開発した。〔制御方式ケース〕ほ、まづ最適線形レギュレータを構成した後、1つの積分要素を帰還系路に付加すると共に要求された出力レベルに適応したゲインと目標値を可変に用いる方法である。〔制御方式ケース〕は第1レベルに古典的なP,I型のサブループ制御系を、第2レベルに最適線形レギュレータを持つ階層構成であり、この制御系は第1レベルの従来のサブループ制御系を含めて同定実験から得られる多変数自己回帰型モデルに最適線形レギュレー夕理論を適用して設計する。シュミレーション実験の結果、これらの制御方式は良好な制御性をもち、原子炉プラント制御の改善に有効である事が示された。なお、これらの方式はいわゆる「理論と実際のギャップ」に発生する問題の解決を考慮して開発したものであり、他の生産プラントに対しても適用性があると考えられる。
萬金 修一
JAERI-M 5336, 83 Pages, 1973/07
OWL-OはJMTRに設置されている炉外沸騰水ループであるが、今回計算機制御による運転自動化が試みられた。本報告は計算機制御方式設計のために行った同ルーブの動特性解析と実験についての報告であり、内容は数学モデルの作成、固有動特性、制御特性、実験結果との比較などである。またこれらの多変数系に対して線形一点近似モデルがどの程度実際のブランド特性を表わしているかについての検討も加えた。
佐藤 一男
JAERI-M 4914, 40 Pages, 1972/08
原子力発電所の負荷追従制御系は、その応答が速く、かつ安定で、しかもその制御変域が非常に広いことが要請されている。本報告では、従来の線型制御理論を拡張し、ドリフト項と呼ばれる仮想的状態変数を導入することにより、制御対象プロセスの見かけの特性変化に対する感度を低くした制御系について述べる。この制御系は、標準的なBWRプラントについてシミュレーションを行った結果、現実のプラントに適用するのに極めて有望なものであることが判った。なお、本研究は、筆者がOECD Halden Reactor Projectに滞在中、同Projectの研究計画の一環として行なわれたものである。
藤沢 武夫; 越井 秀夫; 渡辺 光一
JAERI 1152, 17 Pages, 1968/01
原子炉を計算機で直接制御する場合、サンプリング周期の選択は制御系の特性に大きな影響を及ぼす。その効果を調べるため、z変換法を用いてサンプリング周期と制御系の安定限界および制御偏差との関係を求めた。その結果サンプリング周期を1秒程度とすることがもっとも望ましく、これはまた実際の制御系で経験的に用いられている値とも一致する。また制御棒駆動速度が自動起動制御系に与える効果についても若干の検討を加えた。特に負の一定ペリオドで炉出力を降下させる場合は、原子炉からペリオド信号に至る特性が等価的に微分特性となるので大きな残留偏差(offset)を生じる。JRR-1における自動起動実験では、設定ペリオド、設定出力レベルおよびサンプリング周期をいろいろ変え、また反応度外乱を加えて制御系が十分な制御特性を持っていることを確認した。